
ペコちゃんの森の整備活動の様子をご報告
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苗木を配ります
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植樹の方法を教わります
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一人が穴を掘り、もう一人が苗木を埋めます
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植樹の様子
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自然に触れリフレッシュした参加者たち
森林整備活動報告
2025年 6月
6月24日(火)、長野県の黒姫にある「ペコちゃんの森」にて植樹を実施しました。
不二家は2005年からペコちゃんの森の整備活動を続けてきましたが、植樹は2012年に実施して以来13年ぶり。また、今回は初の試みとして、大卒・大学院卒の新入社員研修の一環として実施し、新入社員44名が参加しました。
梅雨の時期の真っ只中で雨の日が続く中、無事に活動できるか心配されましたが、当日の午前中に雨が止み、いざ植樹活動開始!
13年前の作業でペコちゃんの森の3分の2に植樹がされましたが、今回の作業目的は残りの3分の1のスペースと前回の植樹でうまく育たなかった部分に、ブナの苗木を計60本植樹することです。
道具の使い方と植樹方法を教わった後、2名1組になり作業を進めます。まずシャベルやクワで穴を掘り、苗木を埋めます。まわりに土をかぶせて足で踏みながら整え、最後にピンク色のリボンで印をつけます。作業はスムーズに進み、1時間程度で苗木をすべて植樹することができました。
作業後は、アファンの森のスタッフの方と森の散策をし、自然の美しさや面白さ、森を守る活動の大切さについて学びました。
今回でペコちゃんの森全体への植樹が完了しましたが、整備活動はまだまだ終わりません。今回植樹した苗木がうまく育つように、また、ペコちゃんの森がさまざまな生き物が息づく明るい森になるように、これからも整備活動を続けていきます。
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生い茂る下草
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刈り払いの作業の様子
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アブラチャンの枝を切る様子
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伐採した枝などを積んだものはエコスタックと呼ばれ、生き物のすみかになる
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作業後のすっきりとした森
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自然に触れリフレッシュした参加者たち
森林整備活動報告
2024年 6月
6月29日(土)、長野県の黒姫にある「ペコちゃんの森」の森林整備を実施しました。
コロナ禍により少人数・小規模での実施を続けてきたこの森林整備活動ですが、今回は4年ぶりに本格的に活動を再開することができました。
前日は大雨で無事に活動できるか心配されましたが、当日は打って変わって爽やかな晴天。大雨の影響でぬかるんだ場所もあり、足を取られないよう気を付けながら作業を進めます。
今回の整備の目的は、苗木の成長を妨げる下草の刈り払いと、苗木以外の木の枝の処理です。苗木の周りに生えているアブラチャンという木は、日当たりを悪くし、その周辺の整備活動を困難にさせるなど、さまざまな悪影響があります。
整備後はスッキリとし、見通しも風通しも良い森となりました。2012年に植樹したブナの木は5メートルほどの高さまで成長し、木陰部分の下草は無駄に生い茂ることもなくなり、だんだんと目指すべき森の姿へ近づいているのが分かりました。しかし、そんなエリアもペコちゃんの森のまだ一部。これからもペコちゃんの森が、さまざまな生き物が息づく明るい森になるように整備活動を続けていきます。
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高く伸びたブナの苗木
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ソーシャルディスタンスを守って作業開始
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下草は、今年も腰当たりの高さまで伸びていました
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作業中の様子
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雪の重みで倒れたブナの苗木
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作業後の様子
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山椒など、様々な植物をみつけました
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ヘビの看板は「小動物の通り道」の目印
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この辺りに生息している「ツキノワグマ」の爪痕
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作業を終えて笑顔の参加者たち
森林整備活動報告
2022年 7月
2022年7月15日(金)「ペコちゃんの森」(長野県黒姫)に17回目の「刈り払い作業(=樹木の成長を妨げる雑草などを切り払う作業)」に行ってきました。今年も感染症対策を万全に行い、14名の少人数で作業を行いました。今回の整備活動の目的は、前回同様、下草を刈ることで日当たりを良くし、植樹した苗木の成長を促すことです。
到着すると、植樹したブナの苗木が4~5メートル程の高さになっていました。「幽霊森」と呼ばれるくらい荒れ果てた森から始まったこの整備活動、苗木の成長が何より嬉しく感じます。約2,000坪(W杯のサッカーコート程)の広さに生い茂った下草を刈り払いすることは非常に大変な作業ではありますが、自然の中でリフレッシュしながら、楽しく活動に臨みました。200本以上の苗木を植樹しましたが、無事に成長できた木は10分の1程度です。少しでも多くの木が豊かに成長するよう、作業にも気合が入りました。
作業後は、「アファンの森」を案内していただきました。私たちの生活に馴染み深い「サンショウ」や、枝葉から湿布の匂いがする「ミズメ」という植物など、様々な植物や樹木を紹介頂きました。また、小動物の通り道も見つけました。